目次
家を空けられないとき病院はどうする?受診方法と準備を解説
育児や家族の介護、家庭の事情などで家を空けられず、病院に行きたくても時間を確保できないことがあります。外出が難しい場合でも、医療機関への相談や予約時間の調整、オンライン診療など、受診について検討できる方法があります。ただし、利用できる方法は医療機関や本人の状況によって異なります。この記事では、家を空けられないときに確認したい受診方法や、通院のための準備、相談先について解説します。
家を空けられないとき病院を受診するには?
家庭の事情によって外出が難しい場合は、まず病院に行けない理由と、外出できる時間帯を整理することが大切です。
例えば、小さな子どもを自宅で見守る必要がある場合と、介護が必要な家族から離れられない場合では、利用できる支援や調整方法が異なります。
受診できる時間帯を確認する
日中に外出できない場合は、夕方や休日など、受診できる可能性がある時間帯を確認します。
医療機関によって診療日や受付時間、予約方法は異なります。受診したい診療科が希望する時間帯に対応しているか、事前に調べておきましょう。
厚生労働省の医療情報ネット(ナビイ)では、全国の医療機関について、診療科目や受付時間などの情報を検索できます。
受診について医療機関へ相談する
通院したいものの外出できる時間が限られている場合は、医療機関に事情を伝えて相談する方法があります。
予約制かどうか、受付から診察までの一般的な流れ、必要な持ち物などを確認しておくと、予定を立てる際の参考になります。
ただし、予約した時間に必ず診察が始まるとは限りません。移動時間や会計なども含めて、余裕を持った予定を考える必要があります。
家を空けられない場合に知っておきたいオンライン診療
自宅から外出することが難しい場合、オンライン診療について医療機関に相談することも考えられます。
オンライン診療の基本的な仕組み
オンライン診療とは、スマートフォンやパソコンなどの情報通信機器を使い、映像と音声によって医師の診察を受ける方法です。
自宅などから受診できるため、育児や介護などで通院の時間を確保しにくい人にとって、受診方法を検討する際の選択肢となります。
ただし、すべての診療をオンラインで行えるわけではありません。対面での診察や検査が必要になる場合もあり、オンライン診療を実施できるかどうかは医師が判断します。
厚生労働省もオンライン診療について国民・患者向けの案内を公開しています。
オンライン診療を受けるまでの準備
オンライン診療を希望する場合は、まず、かかりつけの医療機関などに実施状況を確認します。
一般的には、次のような事項を確認しておくとよいでしょう。
- オンライン診療に対応しているか
- 初診や再診で利用できるか
- 予約方法と診療時間
- 必要な通信機器や本人確認書類
- 診療費や支払い方法
- 対面診療が必要になった場合の対応
診察時には、周囲に会話を聞かれにくい場所と、安定した通信環境を確保することも重要です。
育児や介護をしながら受診する場合は、診察中に会話できる環境を確保できるか、事前に考えておきましょう。
育児や介護で家を空けられない場合の相談先
家を空けられない理由が育児や介護にある場合は、医療機関への相談とあわせて、家庭を支える制度について調べる方法もあります。
育児中は一時預かりなどを確認する
子どもの世話が理由で外出できない場合は、家族に協力を依頼するほか、自治体の一時預かり事業などについて確認できます。
一時預かり事業は、家庭での保育が一時的に難しい乳幼児を、保育所などで預かる仕組みです。
利用条件や申込方法、受け入れ状況は地域や施設によって異なります。詳細は自治体の子育て支援担当窓口などで確認してください。
制度の概要はこども家庭庁の家庭支援事業に関する案内でも確認できます。
介護中は地域包括支援センターなどに相談する
高齢の家族を介護しているため外出できない場合は、担当のケアマネジャーや地域包括支援センターが相談先になります。
地域包括支援センターは、高齢者の生活や介護に関する相談を受け付ける公的な窓口です。
介護サービスの利用や家族の負担に関する相談ができ、必要に応じて関係機関につなぐ役割も担っています。
ただし、利用できるサービスは本人の状況や制度上の条件などによって異なります。詳しくは自治体や担当者に確認してください。
訪問診療や往診は利用できる?
病院に行けない場合の受診方法として、訪問診療や往診という言葉を見聞きすることもあります。
訪問診療は、通院が困難で自宅などで療養している患者に対して、医師が計画的に訪問して診療するものです。一方、往診は、患者や家族などの求めに応じて医師が訪問する診療を指します。
これらは、単に家事や育児で外出時間が取れないという理由だけで、希望すれば利用できる制度ではありません。
本人の健康状態や通院の困難さなどを踏まえて対応が判断されるため、利用については医療機関に確認する必要があります。
病院へ行けないときに事前に確認したいこと
相談する内容を整理しておく
医療機関へ問い合わせる前に、受診したい理由や現在の状況、通院できない事情を整理しておくと、相談内容を伝えやすくなります。
現在通院している医療機関がある場合は、過去の受診状況や予約についても確認しておきましょう。
緊急時の対応は別に考える
家を空けられない事情があっても、緊急の医療対応が必要となる場合があります。通常の予約やオンライン診療の利用を前提にせず、緊急性が高い場合は119番への通報が必要です。
救急車を呼ぶべきか迷う場合は、実施地域であれば救急相談窓口「#7119」を利用できます。対応地域などは自治体の案内を確認してください。
まとめ|家を空けられないときは受診方法と相談先を確認しよう
家を空けられないため病院へ行くことが難しい場合は、診療時間や予約方法の確認、オンライン診療についての相談など、状況に応じた方法を検討できます。
育児や介護が理由の場合は、自治体の子育て支援窓口や地域包括支援センターなども相談先になります。
オンライン診療や訪問診療には利用上の条件があり、希望した方法で必ず受診できるわけではありません。家庭の事情と受診に関する希望を整理し、具体的な対応について医療機関などに確認することが大切です。





















コメント