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オンライン診療の受診履歴は残る?確認方法と情報の取り扱い

オンライン診療を利用した後に、受診履歴がどこに残るのか、過去の診察内容を確認できるのか、気になる方もいるでしょう。また、家族や勤務先、ほかの医療機関に受診履歴が知られるのか疑問を持つ場合もあります。

オンライン診療でも診療に関する記録は作成されますが、患者が確認できる情報は利用するサービスや制度によって異なります。この記事では、受診履歴の基本的な仕組み、確認方法、個人情報の取り扱いについて説明します。

オンライン診療の受診履歴はどのように記録される?

オンライン診療は、情報通信機器を使用して医師が診察を行う方法です。医療機関では対面診療と同様に、診療に関する記録を作成する必要があります。

厚生労働省が公開しているオンライン診療の関連制度でも、診療録によって患者の過去の状態を把握できる体制などについて定めています。

診療録と予約履歴は異なる

診療録とは、一般にカルテと呼ばれるもので、診察で確認した情報や診療内容などを医療機関が記録するものです。

一方、オンライン診療サービスの予約履歴や利用履歴は、予約日時、受診状況、支払い状況などを確認するための情報です。

これらは目的が異なるため、サービスの画面に診察内容のすべてが表示されるとは限りません。また、診療録が作成されることと、ビデオ通話の映像や音声が録画・保存されることは別です。

オンライン診療の受診履歴を確認する方法

過去の受診履歴を調べたい場合は、確認したい情報の種類に応じて方法を選ぶ必要があります。

利用したオンライン診療サービスで確認する

オンライン診療サービスによっては、利用者向けのマイページなどから過去の予約情報や診察日時を確認できます。

ただし、表示項目や閲覧できる期間はサービスごとに異なります。履歴が見つからない場合は、サービスの案内やヘルプページを確認してください。

マイナポータルで医療情報を確認する

政府が運営するマイナポータルでは、公的医療保険に関係する医療費通知情報や診療・薬剤情報などを確認できます。

医療費通知情報には、対象となる医療機関の名称や医療費などが含まれます。ただし、自由診療の費用は医療費通知情報の対象外です。

また、診療・薬剤情報は医療機関などから請求された情報を基にしており、カルテの全文を閲覧する仕組みではありません。情報が反映されるまでに時間がかかる場合もあります。

詳しくはマイナポータル公式FAQ「医療費通知情報」で確認できます。

医療機関に診療記録の開示を相談する

過去の診察内容を詳しく確認したい場合は、受診した医療機関に問い合わせる方法があります。

厚生労働省の「診療情報の提供等に関する指針」では、患者本人から診療記録の開示を求められた場合、原則として応じることが示されています。

実際の手続きでは、本人確認や申請書類の提出などが必要になる場合があります。開示方法、所要期間、費用については医療機関に確認してください。

オンライン診療の受診履歴は誰が確認できる?

受診履歴には個人の健康や医療に関する情報が含まれます。そのため、一般的な予約情報とは異なる取り扱いが求められます。

医療機関での個人情報の取り扱い

個人情報保護委員会は、医療機関を受診した事実や診療に関する情報を「要配慮個人情報」に該当するものとして説明しています。

要配慮個人情報とは、取り扱いに特に配慮を要する個人情報です。医療機関は、個人情報保護に関する法令などに従って情報を管理する必要があります。

医療機関同士で情報を共有する場合も、利用目的や本人の同意、適用される制度などによって取り扱いが異なります。オンライン診療を受けたという理由だけで、すべての医療機関に受診内容が自動的に公開されるわけではありません。

家族や勤務先に受診履歴は知られる?

受診履歴が家族や勤務先にどのように伝わるかは、医療保険の利用状況、通知書類、端末の共有状況などによって異なります。

例えば、家族と共用している端末に予約通知が表示されたり、サービスからのメールをほかの人が閲覧したりする可能性があります。

また、医療保険に関係する通知と、医療機関が管理する診療録は別の情報です。具体的な情報の取り扱いについては、医療機関や加入している医療保険の保険者に確認してください。

受診履歴が表示されない場合に確認したいこと

オンライン診療を受けたにもかかわらず、履歴が確認できない場合があります。その際は、どの情報を探しているのか整理すると問い合わせがしやすくなります。

サービスの表示条件と情報の反映時期

サービスのマイページでは、予約履歴と診察済みの履歴が別々に表示される場合があります。利用したアカウントや表示期間などを確認しましょう。

マイナポータルについては、医療機関からの請求状況などによって情報の掲載時期が異なる場合があります。表示されないことだけで、診療記録が存在しないと判断することはできません。

受診した医療機関に問い合わせる

履歴を確認できない場合は、受診した日付、医療機関名、予約時に使用した連絡先などを整理して問い合わせると、確認したい内容を伝えやすくなります。

また、領収書や診療明細書などの書類が手元にある場合は、受診日時や支払い内容を確認するための参考になります。

受診履歴を今後の診察に役立てるための準備

継続してオンライン診療を利用する場合や、別の医療機関を受診する場合には、過去の受診情報を整理しておくと説明に役立ちます。

受診日、医療機関名、医師から受けた説明、次回の受診予定などを自分用のメモとして残す方法もあります。

ただし、個人で作成したメモは医療機関の診療録に代わるものではありません。医療機関から正式な記録や書類の提出を求められた場合は、その案内に従ってください。

受診履歴や医療情報を保存する際は、端末の画面ロックや共有設定などにも注意し、第三者に見られないよう管理することが大切です。

まとめ|オンライン診療の受診履歴は確認方法を知っておこう

オンライン診療でも診療録は作成されますが、患者が閲覧できる受診履歴の内容は、利用するサービスや情報の種類によって異なります。

予約日時などはオンライン診療サービスのマイページ、公的医療保険に関する一部の情報はマイナポータルで確認できます。詳しい診療記録については、受診した医療機関に相談する方法があります。

受診履歴には個人情報が含まれるため、閲覧方法だけでなく、情報の共有範囲や保管方法についても確認しておきましょう。

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